代表的な玉掛け用具(連結金具)の紹介
連結金具とは
玉掛けの連結金具は、玉掛け用具と荷物を連結したり、玉掛け用具同士の連結に使う金属製の道具です。
耐荷重もしっかりと確認した上で作業に合った玉掛け用具を選定しましょう。
今回は代表的な玉掛け用具(連結金具)の種類を紹介していきます。
シャックル
シャックルは様々な玉掛け用具と荷物の連結に対応できる万能な連結金具です。
形状はストレート型とバウ型があり、掛けるワイヤーの本数で使い分けましょう。
また、固定方法もねじ込みタイプとボルト・ナットタイプがあり、取り外しの頻度に合わせて選定しましょう。
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フック
フックは玉掛け用具や吊り荷に引っ掛けて連結する金具です。頻繁に取り外しを行う場合に使用することが多いでしょう。
安全のために外れ防止金具付きフックの使用が推奨されています。
リング
リングは円形の連結金具で、複数のスリングをまとめて取り付け、クレーンフックに直接掛ける事が可能です。
円形の金具は「リング」と呼ばれますが、楕円形の形状もありこちらは「リンク」と呼ばれています。
円形の「リング」の方は負荷の掛かる場所が毎回変わるため長期的に使用できるでしょう。
楕円形の「リンク」の方は上下が分かりやすいのでクレーンフックに掛けやすい事が利点です。
クランプ
クランプは、シャックルやフックなどを引っ掛ける所のない荷物の吊り上げや運搬に使用する金具です。主に鋼板やコンクリートなどの荷物を扱う場合に使用されています。
クランプの開口部に荷を挟んで吊り上げ、荷物が重たいほど強く挟む構造になっています。
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アイボルト
アイボルトは荷物に玉掛け用具を掛けれるように予め取り付けておくネジ式の金具です。
機械などを吊り上げる際に使用します。
ハッカー
ハッカーは鋼板などを水平のまま運搬するために使用されます。
バランスを保てるようにハッカーの数は偶数で使用し、掛ける位置にも注意しましょう。
まとめ
玉掛け作業は重量物を扱う事が多い作業です。荷物が落下する事で重大な災害に繋がってしまいます。作業に合った最適な玉掛け用具を正しく使用し、安全に作業を行いましょう。
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