フォークリフト用滑り止めアタッチメントで荷崩れを防止
フォークリフトで荷物を運搬している時に起こる事故で、カーブや旋回、ブレーキを掛けた際に荷役中のパレットが滑ってしまう事例があります。
経験の浅い運転手が焦って操作してしまった時や、ベテランの運転手でも慣れによりスピードを落とさずに操作してしまった時などにこのような事故が起こってしまう傾向にあります。
その荷物の中には高額な製品はもちろん、出荷直前の事故により納期が遅れ、会社の信頼も損ねてしまう恐れがあります。
対策として注意喚起だけでは最初は気を付けて運転していても、次第に注意する意識も薄れていきます。
物理的な対策で荷崩れを防止するためにベルト等で荷物とフォークリフトを固定する方法も考えられる事がありますが、非効率なため時間に追われている物流現場では現実的ではないという意見が多く、対策を行う徹底度にも懸念があり、安全対策として機能しづらいでしょう。
今回は滑りによる荷崩れ事故について、起こりやすい状況や原因、作業効率を落とさずに安全性を向上させる対策について解説していきます。
雨天時やスロープ走行時のパレット荷滑りの危険性
雨天時やスロープを走行するときは特に注意が必要です。
雨に濡れたフォークやパレットは特に滑りやすく、いつもの旋回やブレーキ操作では滑らなかった状況でも滑ってしまいます。
スロープを走行する際も勾配や段差に合わせて、適切な走行やチルト操作を行わなかった事が原因で荷崩れ事故に繋がってしまう事があります。
滑りやすいパレット
パレットに使われる材質は安価で加工しやすい木材が主流となっていますが、デメリットとしては木くずやカビが発生してしまう事があります。
そのため食品等の衛生面で気を使う製品にはプラスチック製パレット、リターナブルで使用する場合は破損しづらい金属製パレットが使用されています。
木製パレットが抱えるデメリットがないプラスチック製パレットと金属製パレットですが、荷役中に滑りやすいという問題を抱えています。
金属製パレット・プラスチック製パレットの摩擦係数
金属製パレット・プラスチック製パレットは材質自体の摩擦係数が低く滑りやすくなっていますので、荷崩れ事故が発生しやすくなると言えるでしょう。パレット以外でも金属やプラスチック素材の物を荷役する際は注意が必要です。
パレットの入れ替え費用
パレットの滑りを抑制するためにパレットを入れ替える方法も考えられる事がありますが、相当な費用が掛かるため現実的ではないでしょう。
衛生面や耐久性等の理由で金属製パレット・プラスチック製パレットを使用している場合、入れ替えた場合に費用面以外の懸念が出てくる可能性もありますので、パレット側での対策はハードルが高いと言えるでしょう。
フォークリフトの荷滑り対策に「すべらんマット」
数の多いパレット側での対策が現実的ではない事から、フォーク側で荷滑りの対策をする方法が合理的と言えます。
滑り止めのためにゴムをフォークに貼り付ける方法もありますが、通常の黒ゴムではフォークで荷役する荷物の重量に耐えられずにすぐに劣化してしまい、耐久力を上げるためにゴムを厚くすると今度はパレットの間口にフォークを入れづらくなります。
貼り付けについても通常の磁石やテープでは荷役中にゴムがずれてしまい、恒久的な対策とは言えないでしょう。
このような問題を解決できるのが、フォークリフト用滑り止めアタッチメント「すべらんマット」です。
実は数多くの大手製造業や大手物流業で採用され、高評価を得ているアタッチメントです。
なぜ「すべらんマット」がここまで採用されているのか、その理由を以下に説明していきます。
マグネットで簡単装着。耐久性に優れ抜群の滑り止め効果
滑りやすかった荷物が急ブレーキ急旋回をしてもピタッと止まります。加えて着脱が非常に簡単にでき、荷役中のズレにも強く耐久性にも優れ、安全性と作業性、ランニングコストの面でもメリットのあるアタッチメントと言えるでしょう。
黒ゴムの5倍以上の摩擦力で驚異の滑り止め効果
すべらんマットの上面は特殊なウレタンゴムになっており、通常の黒ゴムの5倍以上の摩擦力を有しています。今まで滑りやすかった金属製パレット・プラスチック製パレットの滑落事故を防ぐ事ができ、咄嗟に急ブレーキ急旋回をしてしまっても安心と言われています。さらに撥水性のあるウレタンゴムのため、水に濡れてもしっかりと滑り止め効果を発揮してくれるので雨天時でも安心して作業ができます。
マグネットで簡単着脱
着脱は非常に簡単で、装着はフォークに置くだけ、使わない時はマグネットをめくるだけで取り外す事ができます。
尚且つすべらんマットの裏面は強力なマグネットが採用されており、そのマグネットにも特殊な滑り止め加工を施しているため、荷役中の縦ズレ横ズレには非常に強くなっています。
極薄4mm~8mmの厚みで抜群の作業性
すべらんマットの厚みは4mm~8mmと非常に薄く、凹凸のないフラットな形状で荷役中に邪魔にもならないでしょう。
耐摩耗性に優れ、耐久性の高い特殊なウレタンゴムだからこそ、ここまで薄くすることができ抜群の作業性を実現しています。
パレティーナ・プラパレが滑らない!!
「すべらんマット」の導入効果
滑落事故の対策の為に「すべらんマット」を導入した企業様から以下の評価をいただいております。
- 滑らなくなったことで、作業中のヒヤリハットが減った
- 安心してどの運転手にも安心して仕事が任せられる
- 雨の日でも安心して作業が出来る為、雨天時の作業効率が上がった
- 坂道や段差でも問題なく運搬ができ、落下事故も無くなった
- 貼り付けることによって作業員の安全作業に対する意識が上がった
- 導入後は滑落事故が減り、すべらんマット導入による改善活動が社内でも高評価を得た
- すべらんマットの導入でお客様に自社の安全意識の高さをPRでき、商権獲得に繋がった
など、社内全体での安全意識の向上や、導入する事で社内はもちろん社外の方からも評価してもらえたというお声をいただいています。
その他、荷役中の防音効果や、製品へのキズ防止に繋がる緩衝効果など、滑り止め効果以外でも評価をいただいています。
まとめ
- 滑りによる事故は新人、ベテランの運転手問わず起こしてしまう
- 注意喚起だけや手間の掛かる対策では事故の抑制は難しい
- 雨天時やスロープ走行時は荷崩れが起こりやすい
- 金属製パレット・プラスチック製パレットは滑りやすい
- パレット側での対策はコスト大、且つコスト以外の懸念も
- 荷役中の滑りは「すべらんマット」で安全且つ効率を落とさずに対策が可能
フォークリフトでの荷物の滑落事故は物損だけではなく人身事故に繋がってしまうケースもあり非常に危険ですので、未然に防ぐ事が重要です。
事故後の対策として高い評価をいただいている「すべらんマット」ですが、事故が起こる前に対策として導入して頂く事が理想と言えるでしょう。
普段から滑りやすい荷物を扱っている場合は、事故を未然に防ぐために積極的に導入していきましょう!