高所のラックに荷物を納めた後、爪角度が水平だと思って爪を引き抜こうとした際、実際には爪が傾いていてパレットが手前に落下しそうになった。爪を高く揚げると、作業者からは爪の裏側を見上げながら作業をする事になり水平がわからず、感覚で操作をしてしまった。高所の爪角度(チルト角)の確認は本当に難しく、危険度の高い事故を起こしやすい。
1.爪を引き抜く際に、荷物が手前に落下しそうになるヒヤリハットが起きた・・
2.奥行きのあるパレットの上板を爪で破損させた・・
奥行きのあるパレットに爪を差し込む際、爪角度が水平だと思って勢いよく差し込んだところ、実際にはフォークが上を向いていたのでパレットに差し込んだ時に上板を爪で破損させてしまった。挿入間口が狭く奥行のあるパレットであるほど、チルト角調整の正確さが求められる。
3.新人リフトマンが高所で荷物に爪を突き刺してしまった・・
高所のラックに保管している荷物を降ろそうと新人のリフトマンが作業したところ水平だと思って操作したフォークが上を向いていてそれに気づかず作業をした結果、誤って荷物に爪を突き刺してしまった。