フォークリフトに何も装着せずそのまま吊り作業をしていたら、フレコンの揺れで紐が外れて落下してしまった・・。わずかなブレーキ時や発進時でもフレコンの紐の支点がズレて紐が落下してしまう。フレコンの中身が飛び出てしまい、処理を含めて大きな損失になった。
1.フォークリフトでフレコンの吊り作業をしていたら、フレコンの揺れにより、紐が外れて落下した・・
2.違法性は認識していたが作業性を重視して何も対策していなかった・・
フレコンバッグの吊り作業がフォークリフトの「用途外使用」に当たり違法だと認識していたがフック型のアタッチメントを使用すると作業性が低下するという現場の意見もあり対策を怠っていたところフレコンバッグのロープが切れる事故が発生してしまった・・。特に1WAY用の安価なフレコンは、紐の部分の強度が弱く、フォークのエッジ部分で擦り切れて破損しやすい。
3.労基署から安全なフレコンバッグ吊り作業の対策を求められていた・・
事故を起こしたわけではないが別件で労基署の監督官が事業所内の査察に来た際にフレコンバッグの吊り作業の違法性の指摘を受け対策が必要になった・・。事故の発生有無に関わらず、近年フォークリフトでのフレコン吊り作業について、労基署の指摘が厳しくなっているらしい。